哲人中村天風が弟子に向けて語る音声を聴くことができます。
天風式坐禅法である安定打坐法では、ブザーを使って深い「無」の境地に導きます。
誦句は中村天風の厳しいヨガの修行でつかんだ哲理を表した言葉です。
クンバハカ(神経反射の調節)は天風哲学の重要なメソッドの一つで、天風自身が解説をしています。
人生の不安や悩み、煩わしい日常生活でのストレスなどで疲れきった心を、余計なことを考えず何事にも捉われない純粋無垢な生まれたての心にリセットし、命の中にある無限の力を自覚するための行法です。ブザーの音に耳を傾けて心を集中し、ブザーの音が途切れた瞬間に「無」の心を体験することが出来ます。宮本武蔵や現代の一流スポーツ選手、天才芸術家などと称される人々が事に臨んで最大の力を発揮することができる、いわゆる「無念無想」の境地です。「無」の瞬間を繰り返し体験することにより、私たちも日常生活においてもまた人生に事あるときも変わることのない絶対的な強さをもつ心を発揮することができます。
誦句は中村天風がヒマラヤのヨガの里での厳しい修行でつかんだヨガ哲学の真髄を、過去のヨガ聖者達が石にサンスクリット語で刻んだ言葉を参考に、帰国後も長年手を加え改良を続けて、現在の形に至っています。
「天風が誦句を作り、誦句が天風を作った」と天風自身が述べるほど、天風哲学を実践する上で重要なものです。
誦句集と合わせてお聞きいただくのがオススメです。
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外部から与えられる精神的·肉体的ショックから受ける自律神経の動揺を防止し、精神の安定を確保することができる体勢のとり方とその訓練法です。マイナスの感情に振り回されることがなくなり、生命に大きなダメージを与えるようなストレスから身を守ります。
この解説は「中村天風講演録CD 心身統一法入門編」からの抜粋です。さらに詳しく聴きたい方は、
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