7月29日 東京の会日曜講習会のご報告
2018年7月29日、平成30年度第2クール第3日目の日曜講習会が天風会館1階ホールにて12:30より開催されました。
大型の台風が関東に上陸するかもしれないとの予報で、会場にいらっしゃる皆さまのお足元が悪くなるかなとの懸念がありましたが、当日は台風がそれ、晴天が戻りました。
今回は参加者85名、うち会員外の方が12名で、会場はとても賑やかでした。
ご担当は、家では3人のご子息に囲まれ、職場では全員女子生徒に囲まれている、という高校の英語教師をされている吉田章人講師(演題:神経反射の調節法)、今なおお元気で、毎朝2時半に築地市場の老舗金物店に出勤されている服部嘉夫講師(演題:精神使用法)のお2人で、岡野靖子さまが、のびのびとさわやかに司会を務めてくださいました。受付はベテランの菊池麻倫子、大隅たか子さまがご担当くださり、大勢の来場者を落ち着いてにこやかに迎えて下さいました。
吉田章人講師は、食べ盛りのお子さまがいらっしゃるご家庭の、ユーモラスなエピソードを皮切りに、心と身体の連絡通路となっているのは神経だ、という定義から、クンバハカの実際方法をしっかりと解説されました。最後に、ストレスから自分の身を守り、わがいのちを輝かせるのみならず、心身に充満するいのちの力、活力を周囲の人々に分かち与え、共に勇気と元気を持って生きて行く、そのためにもクンバハカをしましょう、と呼びかけてご講演を締めくくられました。その後、10分少々のお菓子タイムがあり、会場の皆様がお菓子と飲み物でリフレッシュされたあと、服部嘉夫講師が登壇されました。服部先生は効率の悪い心の使い方をした結果ともいえる、電車の中の傘から入れ歯に至るまでの膨大な忘れ物のお話をされたあと、諄々と心の使い方を説かれ、特に意識明瞭の状態でいるためにはクンバハカが大切であると強調されました。また、集中と転換の大切さのお話の中に、ご存命中の天風先生のお話もしてくださり、在りし日の天風先生のお姿が蘇ってくるような感動がありました。
ご参加の方は、それぞれたくさんの収穫を得られたことと思います。
皆様のご協力のおかげで、成功裡に3週間連続の日曜講習会を終了することができました。感謝とともに報告させていただきます